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いちごのタルト-Tarte fraise-

調理時間1 時間 20 分

タルト生地-PÂTE SUCRÉE-
 150 g バター
 105 g 粉糖
 2 g
 30 g アーモンドプードル
 210 g 薄力粉
 50 強力粉
 50 g 全卵
カスタードクリーム-CRÉME PATISSIERE-
 300 g 牛乳
 55 g グラニュー糖
 22 g コーンスターチ
 10 g グラニュー糖
 60 g 卵黄
 3 g バニラペースト
 15 g バター
仕上げ-MONTAGE-
 ナパージュヌートル
 
タルト生地-PÂTE SUCRÉE-
1

①常温に戻したバターと粉糖、塩をクリーム状になるまでホイップする

2

②ふるったアーモンドプードル、薄力粉、強力粉を加えて混ぜる

3

③ときほぐした全卵を②に入れて、ひとまとまりになるまで混ぜる
(ヘラで混ぜ、ある程度まとまったら、手でひとまとまりにする)

4

④ラップをして、1時間以上冷蔵庫で寝かせる
〜Point〜
生地を寝かせる目的は、生地を固くすることとグルテンを落ち着かせるためです。この作業により、タルト生地が扱いやすくなります

5

⑤強力粉で打ち粉をしながら、厚さ3mmに生地を伸ばす。
~Point~
生地を伸ばしている途中で、縦横の向きを変えたり、表裏を変えたりして下さい。そうすることで、生地をセルクルで抜いた時の縮みを抑えることができます。打ち粉をしないと生地が作業台にくっつくので注意して下さいね。
一定の厚さにするにはルーラーと呼ばれる道具が便利です。

6

⑥10cmのセルクルで生地を抜く
(余った生地は、ラップをして冷蔵庫で3日保存ができます。冷凍保存もできるので、必要に応じて取り出して下さい。あらかじめ使用する大きさに生地を抜いたりしておくと、便利ですよ)

7

⑦7.5cmのタルトリングに生地を敷き込み、フォークやナイフで穴を数カ所開け、ナイフで余分な生地を落とす。
~Point~
生地を敷き込むときのコツは、内側に少しずつ入れ込んでいくイメージを持つことです。1部分を一気に入れようとすると、そこからシワがよって、全体が均等な厚さになりません。指で押し込むのも厚さが変わるので、好ましくありません。タルト生地の厚さをかえずに、タルトリングに入れるようにしましょう!最後にリングを少し持ち上げながら、底まできっちりと敷き詰めましょう。
タルトに穴を開けるピケという作業をするのは、生地が焼き縮みするのを防ぐためです。中にダマンドなどの生地を入れて焼くばあい必要ありません。

8

⑧180度のオーブンで23分焼成し、あら熱が取れたら、タルトの上面の縁をふるいなどで擦って平らにする。

カスタードクリーム-CRÉME PATISSIERE-
9

①卵黄、グラニュー糖(卵黄混合用)、コーンスターチを混ぜる

10

②鍋にグラニュー糖と牛乳を入れ、沸騰するまで加熱する。
~Point~
鍋に牛乳とグラニュー糖を入れたら、グラニュー糖を鍋の底に広げるイメージで、軽く混ぜます。後は、沸騰するまで混ぜたりはしません。このようにすることで、鍋底に砂糖の膜がはって、牛乳が焦げつかなくなります。焦がしたくないからといって、たくさん混ぜると帰って焦げ付くことになるので注意して下さい。(とはいえ、家庭で作るような少量だとすぐに沸騰するので、なかなか焦げ付くこともないと思いますが)

11

③②の3分の1量を①に入れ、攪拌する

12

④しっかりと沸騰するまで、かき混ぜながら加熱する。
-Point-
粉や卵が入ると焦げ付きやすくなるので、ここではしっかりと混ぜながら加熱して下さい。
②の段階でしっかりと牛乳を加熱していると、そこまで時間がかかることなく再沸騰します。

13

⑤沸騰したら火を止め、バニラペーストとバターを加えて、余熱でバターが溶けきるまで混ぜる。

14

⑥パットにラップを敷き、カスタードクリームを包み、冷蔵庫で1時間以上寝かせます。
~Point~
カスタードクリームはラップで密着させて下さい。空気に触れたまま冷やすと、その部分が乾燥し、ダマの原因になります。ラップからは綺麗に剥がれるので、安心して下さいね。

15

⑦冷蔵庫でカスタードクリームを十分に冷やしたら、軽くホイッパーで攪拌し、全体を均一で滑らかな状態にする

仕上げ-MONTAGE-
16

①空焼きしたタルトに、カスタードクリームを絞る

17

②中央に苺を1粒置く

18

③半分にスライスした苺を周りに並べる

19

④苺の表面にナパージュを塗る

20

⑤ピックを飾って完成です!