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基本の生チョコレートのレシピ(パヴェ・ドゥ・ショコラ)-pavé de chocolat-

生チョコレート(パヴェドゥショコラ) お菓子のレシピ

チョコレートに生クリームと牛乳、蜂蜜、バターを加えて作る生チョコレートのレシピをご紹介します。冷蔵保管で食べることを想定しており、水分量は多めで、なるべく口溶けの良い仕上がりになるように配合を調整しています。口の中に入れると溶けていく、そんな食感をぜひ作って味わってみて下さいね。

カテゴリーチョコレート難易度初心者向け

調理時間1 時間所要時間4 時間 40 分

 100 g チョコレート(カカオ分70%)
 50 g 生クリーム(乳脂40%)
 35 g 牛乳
 10 g 蜂蜜
 10 g バター

1

①湯煎もしくは電子レンジでチョコレートを溶解する(50℃以上にならないようにすること)。
~Point~
湯煎で溶かす場合は、水の混入に気をつけて下さい。水が入るとチョコレートが分離してしまいます。
電子レンジで溶かす場合、500wで数十秒ずつ溶かして下さい。チョコレートが溶けてきたら十秒ずつ溶かしていって下さい。
チョコレートは焦げやすいので注意しましょう。

2

②生クリーム、牛乳、蜂蜜を合わせ、鍋に入れて沸騰させ、40℃まで下げる
~Point~
一度沸騰させるのは日持ちをさせるためです。すぐに食べてもらう場合、この作業はいらないので電子レンジで50℃まで温めて終了でも構いません。
少量で作る場合、沸騰で飛ぶ水分量が多いので、あらかじめ重量を計っておき、飛んだ水分量を水で補って下さい。

3

③①のチョコレートの中に②を全量注ぎ、中央からホイッパーで混ぜる。
~Point~
中央から混ぜるのは綺麗に乳化をさせるためです。中央から混ぜていくと、最初は抵抗感がなく混ざると思いますが、すぐに粘度が出てくるのがわかると思います。これは、チョコレート(油)と水分が合わさることで一度分離し(バラバラな状態)、乳化(水と油がつながってくっついている状態)することで起きています。中央から混ぜていき、周りに混ざっていない水分が多いことで、水と合わさって分離→必要な水を得て乳化という工程を起きやすくしています。

4

④艶が出て、粘度も出てきたら全体に徐々に広げていくように混ぜる。
~Point~
ガナッシュは空気を含むと食感が変わりますし、日持ちにも影響するので、なるべく気泡を抱かないように混ぜましょう。とはいえ優しく混ぜすぎても乳化に必要な衝撃が足りなくなるので、小さな回転ですり混ぜていくイメージで混ぜて下さい。

5

⑤きちんと全体が混ざった艶のある乳化した状態になる。

6

⑥常温に戻したバターを入れて、溶けきるまで混ぜる。
~Point~
冷たい状態のバターは溶けるまで時間がかかってしまい、余計に混ぜることにつながります。最初から溶けたバターを使うと食感が変わるので注意して下さい。

7

⑦OPPシートを下に敷き、カードルやパッドの上に⑥のガナッシュ生地を流し、高さ1cmになるように表面をパレットでならす。
~Point~
OPPシートがない場合、クッキングシートやシルパッドでも構いません。ラップを使うとシワになりがちなので、もしラップしかない場合はシワにならないように注意して下さい。

8

⑧冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
~Point~
表面を乾燥させたいので、ラップはしないで大丈夫です。

9

⑨OPPシートを剥がし、ガナッシュを反転させ、再度冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。

10

⑩2.5cm×2.5cmにカットする。
~Point~
包丁はお湯で軽く温め、水分をタオルやキッチンペーパーで取ってから切ると綺麗に切れます。表面のチョコレートが割れないように慎重に切っていきましょう。
お湯で温める場合、熱くしすぎるとチョコレートが溶けてしまうので注意しましょう。水が包丁についたまま切らないようにも気をつけて下さいね。

11

⑪ココアをガナッシュ全体にまぶす。

12

⑫側面を持ち、作業台に軽く叩きつけ、余分なココアを落とす。

材料

 100 g チョコレート(カカオ分70%)
 50 g 生クリーム(乳脂40%)
 35 g 牛乳
 10 g 蜂蜜
 10 g バター

手順

1

①湯煎もしくは電子レンジでチョコレートを溶解する(50℃以上にならないようにすること)。
~Point~
湯煎で溶かす場合は、水の混入に気をつけて下さい。水が入るとチョコレートが分離してしまいます。
電子レンジで溶かす場合、500wで数十秒ずつ溶かして下さい。チョコレートが溶けてきたら十秒ずつ溶かしていって下さい。
チョコレートは焦げやすいので注意しましょう。

2

②生クリーム、牛乳、蜂蜜を合わせ、鍋に入れて沸騰させ、40℃まで下げる
~Point~
一度沸騰させるのは日持ちをさせるためです。すぐに食べてもらう場合、この作業はいらないので電子レンジで50℃まで温めて終了でも構いません。
少量で作る場合、沸騰で飛ぶ水分量が多いので、あらかじめ重量を計っておき、飛んだ水分量を水で補って下さい。

3

③①のチョコレートの中に②を全量注ぎ、中央からホイッパーで混ぜる。
~Point~
中央から混ぜるのは綺麗に乳化をさせるためです。中央から混ぜていくと、最初は抵抗感がなく混ざると思いますが、すぐに粘度が出てくるのがわかると思います。これは、チョコレート(油)と水分が合わさることで一度分離し(バラバラな状態)、乳化(水と油がつながってくっついている状態)することで起きています。中央から混ぜていき、周りに混ざっていない水分が多いことで、水と合わさって分離→必要な水を得て乳化という工程を起きやすくしています。

4

④艶が出て、粘度も出てきたら全体に徐々に広げていくように混ぜる。
~Point~
ガナッシュは空気を含むと食感が変わりますし、日持ちにも影響するので、なるべく気泡を抱かないように混ぜましょう。とはいえ優しく混ぜすぎても乳化に必要な衝撃が足りなくなるので、小さな回転ですり混ぜていくイメージで混ぜて下さい。

5

⑤きちんと全体が混ざった艶のある乳化した状態になる。

6

⑥常温に戻したバターを入れて、溶けきるまで混ぜる。
~Point~
冷たい状態のバターは溶けるまで時間がかかってしまい、余計に混ぜることにつながります。最初から溶けたバターを使うと食感が変わるので注意して下さい。

7

⑦OPPシートを下に敷き、カードルやパッドの上に⑥のガナッシュ生地を流し、高さ1cmになるように表面をパレットでならす。
~Point~
OPPシートがない場合、クッキングシートやシルパッドでも構いません。ラップを使うとシワになりがちなので、もしラップしかない場合はシワにならないように注意して下さい。

8

⑧冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
~Point~
表面を乾燥させたいので、ラップはしないで大丈夫です。

9

⑨OPPシートを剥がし、ガナッシュを反転させ、再度冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。

10

⑩2.5cm×2.5cmにカットする。
~Point~
包丁はお湯で軽く温め、水分をタオルやキッチンペーパーで取ってから切ると綺麗に切れます。表面のチョコレートが割れないように慎重に切っていきましょう。
お湯で温める場合、熱くしすぎるとチョコレートが溶けてしまうので注意しましょう。水が包丁についたまま切らないようにも気をつけて下さいね。

11

⑪ココアをガナッシュ全体にまぶす。

12

⑫側面を持ち、作業台に軽く叩きつけ、余分なココアを落とす。

パヴェドゥショコラ

今回紹介したのは基本の生チョコレートです。水分量を多くして、なるべく口溶けが良くなるように作っています。

生チョコレートは冒頭に書いたように、水分量も多く、またボンボンショコラのようにチョコレートでコーティングしていないので、日持ちがしません(冷蔵庫で5日ほど)。

ボンボンショコラのレシピには日持ちさせる為に大抵アルコールを入れていますが、今回の生チョコは日持ちしないので、純粋なチョコレートの味わいを感じていただけるように、アルコールは使用していません。

アルコールを感じたい方は、チョコに対して5%(今回なら5g)程度のアルコールを加えても良いです。その場合加えるアルコールの半量の牛乳を減らしましょう。

基本的にはガナッシュを作って、固めて、切って、ココアをまぶすだけのお手軽なお菓子なので、ぜひ皆さんも作ってみて下さいね!

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