サクサクのココアタルトに、オレンジクリームをたっぷりと詰めたタルトオランジュのレシピをご紹介します。オレンジの皮のすりおろしを入れているので、食べたときに爽やかなオレンジの香りが口中に広がりますよ。
タルトオランジュ(5個分)
①バターと粉糖、塩をボールに入れ、クリーム状になるまで混ぜる。
(バターは常温に戻しておくこと)
②アーモンドプードルとココアパウダーを合わせてふるい、①に加えてさっくりと混ぜる
③ときほぐした全卵を②に入れて、ひとまとまりになるまで混ぜる
(ヘラで混ぜ、ある程度まとまったら、手でひとまとまりにする)
④ラップをして、1時間以上冷蔵庫で寝かせる
〜Point〜
生地を寝かせる目的は、生地を固くすることとグルテンを落ち着かせるためです。この作業により、タルト生地が扱いやすくなります
⑤強力粉で打ち粉をしながら、厚さ3mmに生地を伸ばす。
~Point~
生地を伸ばしている途中で、縦横の向きを変えたり、表裏を変えたりして下さい。そうすることで、生地をセルクルで抜いた時の縮みを抑えることができます。打ち粉をしないと生地が作業台にくっつくので注意して下さいね。
一定の厚さにするにはルーラーと呼ばれる道具が便利です。
⑥10cmのセルクルで生地を抜く
(余った生地は、ラップをして冷蔵庫で3日保存ができます。冷凍保存もできるので、必要に応じて取り出して下さい。あらかじめ使用する大きさに生地を抜いたりしておくと、便利ですよ)
⑦7.5cmのタルトリングに生地を敷き込み、フォークやナイフで穴を数カ所開け、ナイフで余分な生地を落とす。
~Point~
生地を敷き込むときのコツは、内側に少しずつ入れ込んでいくイメージを持つことです。1部分を一気に入れようとすると、そこからシワがよって、全体が均等な厚さになりません。指で押し込むのも厚さが変わるので、好ましくありません。タルト生地の厚さをかえずに、タルトリングに入れるようにしましょう!最後にリングを少し持ち上げながら、底まできっちりと敷き詰めましょう。
タルトに穴を開けるピケという作業をするのは、生地が焼き縮みするのを防ぐためです。中にダマンドなどの生地を入れて焼くばあい必要ありません。
⑧180度のオーブンで23分焼成し、あら熱が取れたら、タルトの上面の縁をふるいなどで擦って平らにする。
①ボールに全卵、グラニュー糖、コーンスターチを混ぜ合わせる
②鍋にオレンジ果汁とレモン果汁、削ったオレンジの皮を入れ沸騰させる
~Point~
ここできちんと沸騰させると、後半の加熱時間が短くなるので、クリームの焦げ付きを少なくすることができます。
③①と②を混ぜる
④③を鍋に戻し、沸騰するまで、かき混ぜながら加熱する
~Point~
沸騰するまで加熱しないと、クリームが固まらないので注意して下さい。
また、加熱する際にかき混ぜ続けるのを忘れないようにして下さい。しっかり混ぜないとダマができてしまいます。
⑤火をとめ、バターを入れ溶けきるまで混ぜる。粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。
①焼き上げたタルトに、オレンジクリームを詰める
②パレットを使って、中央が高くなるように表面をならし、一度冷凍する。
-Point-
一度クリームを冷凍することで、形を崩すことなく、ナパージュを塗ることができます。
③表面にナパージュを塗る
④ピックを挿して完成です!
材料
手順
①バターと粉糖、塩をボールに入れ、クリーム状になるまで混ぜる。
(バターは常温に戻しておくこと)
②アーモンドプードルとココアパウダーを合わせてふるい、①に加えてさっくりと混ぜる
③ときほぐした全卵を②に入れて、ひとまとまりになるまで混ぜる
(ヘラで混ぜ、ある程度まとまったら、手でひとまとまりにする)
④ラップをして、1時間以上冷蔵庫で寝かせる
〜Point〜
生地を寝かせる目的は、生地を固くすることとグルテンを落ち着かせるためです。この作業により、タルト生地が扱いやすくなります
⑤強力粉で打ち粉をしながら、厚さ3mmに生地を伸ばす。
~Point~
生地を伸ばしている途中で、縦横の向きを変えたり、表裏を変えたりして下さい。そうすることで、生地をセルクルで抜いた時の縮みを抑えることができます。打ち粉をしないと生地が作業台にくっつくので注意して下さいね。
一定の厚さにするにはルーラーと呼ばれる道具が便利です。
⑥10cmのセルクルで生地を抜く
(余った生地は、ラップをして冷蔵庫で3日保存ができます。冷凍保存もできるので、必要に応じて取り出して下さい。あらかじめ使用する大きさに生地を抜いたりしておくと、便利ですよ)
⑦7.5cmのタルトリングに生地を敷き込み、フォークやナイフで穴を数カ所開け、ナイフで余分な生地を落とす。
~Point~
生地を敷き込むときのコツは、内側に少しずつ入れ込んでいくイメージを持つことです。1部分を一気に入れようとすると、そこからシワがよって、全体が均等な厚さになりません。指で押し込むのも厚さが変わるので、好ましくありません。タルト生地の厚さをかえずに、タルトリングに入れるようにしましょう!最後にリングを少し持ち上げながら、底まできっちりと敷き詰めましょう。
タルトに穴を開けるピケという作業をするのは、生地が焼き縮みするのを防ぐためです。中にダマンドなどの生地を入れて焼くばあい必要ありません。
⑧180度のオーブンで23分焼成し、あら熱が取れたら、タルトの上面の縁をふるいなどで擦って平らにする。
①ボールに全卵、グラニュー糖、コーンスターチを混ぜ合わせる
②鍋にオレンジ果汁とレモン果汁、削ったオレンジの皮を入れ沸騰させる
~Point~
ここできちんと沸騰させると、後半の加熱時間が短くなるので、クリームの焦げ付きを少なくすることができます。
③①と②を混ぜる
④③を鍋に戻し、沸騰するまで、かき混ぜながら加熱する
~Point~
沸騰するまで加熱しないと、クリームが固まらないので注意して下さい。
また、加熱する際にかき混ぜ続けるのを忘れないようにして下さい。しっかり混ぜないとダマができてしまいます。
⑤火をとめ、バターを入れ溶けきるまで混ぜる。粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。
①焼き上げたタルトに、オレンジクリームを詰める
②パレットを使って、中央が高くなるように表面をならし、一度冷凍する。
-Point-
一度クリームを冷凍することで、形を崩すことなく、ナパージュを塗ることができます。
③表面にナパージュを塗る
④ピックを挿して完成です!

タルトオランジュは、タルトシトロンと比べるとあまり有名ではありませんが、フランスでは時折見かけることがあります。
タルトシトロンはその酸味の強さから、苦手というかたもいらっしゃるかと思いますが、オレンジクリームを詰めたこのタルトであればそのような方も美味しく食べることができます。
作り方は、レモンクリームやカスタードクリームと同じ作り方でそう難しくはありません。ダマができないように、粉が入ってからはしっかりと混ぜながら加熱して下さい。あらかじめ、果汁と砂糖を沸騰させておくと、粉を入れてから沸騰するまでの時間が短くなるので、焦げ付きも少なくなリますよ。
タルト生地が余っていたら、是非作ってみて下さい。